2020年4月4日 / 最終更新日 : 2020年4月4日 k.matsushima 幸せについて~今日のことば「人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦々々しい。重大に扱わなければ危険である。」芥川龍之介 人生は一箱のマッチに似ている。 重大に扱うのは莫迦々々しい。 重大に扱わなければ危険である。(芥川龍之介『侏儒の言葉』) 芥川一流の撞着(オクシモロン)語法ですが 自分と言う存在の内側で、 撞着する存在を父母として 「幸 […]
2020年4月2日 / 最終更新日 : 2020年4月2日 k.matsushima イーハピネス日記春風や闘志いだきて丘に立つ(高浜虚子)…って気分 春風や闘志いだきて丘に立つ 高浜虚子 今日は朝から快晴の天気でしたが 風が強かったですね その日の気分にしっくりくる詩というものがあるものでふと浮かんだのがこの句 何かと鬱屈した気分を吹き払うような風であってほしいもの […]
2020年4月2日 / 最終更新日 : 2020年4月2日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その7)「幸福」は「欲求の達成」か? 「幸福」は「欲求の達成」か? 「欲求達成説」(Desire-Fulfilment Theory)は、欲求の対象、目的を定め、その達成をもって幸福とする考え方です。「欲求充足説」(Desire Satisfaction T […]
2020年3月31日 / 最終更新日 : 2020年3月31日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その6)「快楽」は合計できるか? 異なる「快楽」を一元化できるか 「快楽」の内容を問わず「幸福」を感じる心の状態、快さを一元的基準にするということは、幸福度の大きさを一元的に測定するには極めて便利です。つまり批判の論拠はそのままメリットにもなり得るという […]
2020年3月30日 / 最終更新日 : 2020年3月30日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その5)どのような「快楽」も「幸福」に結びつくか どのような「快楽」も「幸福」に結びつくか 重要な論点として、低次元のものから得られる快楽、反道徳的、反社会的行為から得られる幸福感も「幸福」か、という問題があることを述べました。「ああ、幸せ!」という言葉が思わず発せられ […]
2020年3月29日 / 最終更新日 : 2020年3月29日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その4)刹那的、肉体的快楽を認め「今を楽しむ」ことを肯定するアリスティッポス 刹那的、肉体的快楽を認め、「今を楽しむ」ことを肯定するアリスティッポス 「キリギリス的快楽も、それはそれでいいではないか。」という、我々が通俗的な意味で理解する「快楽主義」に最も近いのが、同じ古代ギリシアの哲学者アリステ […]
2020年3月28日 / 最終更新日 : 2020年3月29日 k.matsushima 幸せについて~今日のことば「祖父母死に、父母死に、子死ぬ」幸せ 一休宗純 一休さんが、幸せとは何かと聞かれて「祖父母死に、父母死に、子死ぬ」と答えたという話があります。幸せを問われて死をもって答えるというのが、いかにも一休さんらしいですね。「親死に、子死に、孫死ぬ」としているテキストもあります […]
2020年3月27日 / 最終更新日 : 2020年10月10日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その3)誤解され続けてきたエピクロスの「快楽主義」 最終的に大きな精神的「幸福」を目指す、エピクロスの「快楽主義」 古代ギリシアの哲学者エピクロス(紀元前341年–270年)の思想は「快楽主義」と言われ、今日「快楽主義者」という意味のことば「エピキュリアン」に名前をとどめ […]
2020年3月27日 / 最終更新日 : 2020年3月27日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その2)幸福は快楽か 「幸福」は「快楽」か 「快楽説」の長所と問題点 「快楽説」は「快楽」が本人にとって善なるもの、すなわち「幸福」であり、「苦痛」が悪、すなわち「不幸」であるいう考え方です。 「快楽説」の長所はまさにこの基準の明快さにありま […]
2020年3月25日 / 最終更新日 : 2020年4月1日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か (その1) 「幸福」の本質は何か 三つの「幸福」学説 「幸福」とは何かを論じるにあたって、ここで「幸福」に関する主要学説について触れておきたいと思います。 古来「幸福」とは何かということは、多くの哲学者、思想家によって論じられてきま […]