人間には明らかに権力濫用の嫌いがあることに照らせば、人間は力を増すほど幸せになれると考えるのは、あまりに安直だろう。ユヴァル・ノア・ハラリ

人間には明らかに権力濫用の嫌いがあることに照らせば、人間は力を増すほど幸せになれると考えるのは、あまりに安直だろう。

ユヴァル・ノア・ハラリ(『サピエンス全史(下)-文明の構造と人類の幸福』柴田裕之訳、河出書房新社)
権力の集中による強大化が多くの人々に不幸をもたらすことを、人類は歴史から学んできました。そのため人類の叡智は
権力の集中を防ぐ仕組み権力の濫用をチェックする仕組み強大な権力を牽制するカウンターパワー
これらを実現する制度として、
三権分立、第三者による監査制度などが設けられましたが、公式の制度、組織と非公式の運用実態が乖離し、表向きの制度や組織が骨抜きにされ、非公式(インフォーマル)の実態として、暴走した権力の集中が生じることはしばしばです。
通常表向きの権力分散や牽制機能の陳腐化、形骸化により、インフォーマルな権力の暴走による集中は、裏の実質的人事権を掌握するという形で進行します。
しかし市民の直接選挙による選任、人事だけは民主制が維持されている限りは侵すことはできません。主権者である我々は、全ての権力を簒奪しようと暗躍する者共に対して、間接選挙、直接民主制の仕組みを行使して定期的にチェックする必要があります。
ゆめゆめ権力の濫用への無関心、それらの主権者としての権利の行使を怠るようなことがあってはなりません。

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