従業員幸福度調査毎月統計「2023年12月度速報」(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)
従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第25回
従業員幸福度調査毎月統計「2023年12月度速報」今年最後の月度速報です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第25回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。
【2023.12月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】
【2023.12月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】
【所見】
前回11月より全般的に「幸福度」は低下
前11月より「働く幸福度」のみ横ばいながら、全般的に「幸福度」が低下しており、
「総合幸福度」「働く幸福度診断」(将来)「私生活の幸福度」で「幸福度」の低下が見られます。
前回11月の大幅な「幸福度」向上の反動にも見えますが
国民、全国の勤労者にとって物価高をはじめ、全般的に客観的状況が悪化していること、そのような中、自民党、政府への強い政治不信、有効な経済対策が打たれないこと、増税、ステルス増税等への懸念、閉塞感が強いことの表れと推察されます。
女性の「幸福度」が再び男性より高い傾向に、男性の「幸福度」の落ち込みが激しい
女性 の「幸福度」が男性より高い傾向が8月から継続していました。
前回逆転したものの、再び女性の「幸福度」が高くなり世界の一般的傾向に戻っています。
世界的(日本も)には一般的に、女性の「幸福度」が男性より高いのですが、今月、一般的傾向に復したと言えます。
男女共に「幸福度」が低下しているのですが、特に女性と比べて男性の「幸福度」の落ち込みが激しいことが目立ちます。
前回11月男性の「幸福度」が高かった反動の可能性もありますが、
男性の「幸福度」を悲観させる要因の可能性も考えられます。
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。
今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、誠にありがとうございました。
来る年も皆様の一層のご多幸をお祈り申し上げます。
以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
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