従業員幸福度調査毎月統計「2022年3月度速報」(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)
従業員幸福度毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第5回目
「2022年3月度速報」です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第5回速報です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
ウェルビーイング・ラボでは3月半ばにご報告していたのですが
記事投稿が遅くなりました。
なお、調査項目は弊社が開発した
「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。
【2022.3月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】
【2022.3月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】
【所見】
従業員、働く人びとの幸福度は前月より大幅に低下
全般的に昨年12月より連続して向上していましたが
今月の幸福度は一転してかなり低下しました。
これは、ロシア、プーチン政権によるウクライナ侵略による
戦争の惨禍の脅威
それにより拍車がかかった経済の悪化
エネルギーをはじめとする諸物価の高騰懸念、スタグフレーション進行
が影響していると考えられます。
また性別に見ると、
前月は女性の幸福度向上が大きかったのに対して、
今月は女性の幸福度の低下が著しいことが目立ちます。
一般的に女性の方が男性よりも幸福度が高い傾向が万国共通に見られますが
男女の幸福度が逆転し、
女性の幸福度が男性よりも低くなっていることが極めて特徴的です。
このハピネスメーターを始めて半年経ちますが
どうも女性の幸福度の変動幅が男性よりも大きく、敏感に変動するようです。
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続しており、日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。
以上は全体の傾向概要ですが、
より詳しい結果について知りたい方には
PDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。