従業員幸福度調査毎月統計「2024年2月度速報」(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)

従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第27回

従業員幸福度調査毎月統計「2024年2月度速報」今年最初の月度速報です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第27回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。

【2024年2月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024年2月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

全般的に前月より「幸福度は低下

前1月より「幸福度」の低下しました。
前回が本調査開始以来最高値に達していましたので、低下といっても上昇トレンド中のバラツキの範囲の可能性があります。
日本経済の復活が顕著になっていますが、国民、全国の勤労者にとって物価高をはじめ、全般的に国民生活の客観的状況の改善は見られず、負担増が目立つことが影響しているかもしれません。これが一時的なものか、継続性があるのか、注視しておく必要があります。

女性の「幸福度」低下が男性より目立つが女性の「幸福度」が男性より高い傾向は継続

女性 の「幸福度」が男性より高い傾向が昨年8月から継続していました。11月に逆転したものの、12月に再び女性の「幸福度」が高くなり世界の一般的傾向に戻っています。
今月は、女性の「幸福度」が大きく低下したため、男性とのギャップが減少しています。
男性より女性の方が月ごとの変動幅が大きい傾向がありますが、それ以外に物価高、国民負担増等の原因が影響しているかも知れません。

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続

今回、女性の「働く幸福度」が唯一(現在)より(将来)の「働く幸福度」がわずかに高くなりました。
ただ(将来)の「働く幸福度」が高くなったというより、両者ともに前月より低下したが、(現在)の「働く幸福度」がより大きく低下したという事です。
一部に例外的傾向が出現したとはいえ<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、誠にありがとうございました。


以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。

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