「学習と成長」会社が社員に提供すべき5つのウェルビーイング-2

会社が社員に提供すべき「5つのウェルビーイング」2

「学習と成長の機会」


会社、組織に所属するからこそ得られる「働く幸せ」として

従業員の幸福に貢献するウェルビーイング経営の五つの機能について

1.大きな仕事 2.学習と成長 3.健康管理 4.経済的安定 5.対人関係のサポート

があることを示し、

前回の記事では「大きな仕事」について述べました。

今回は

2.「学習と成長の機会」についてです。

会社や大組織に所属していると

制約や官僚的文化という弊害はありますが

学びや成長の機会、教育システムが充実している会社であれば個人では得ることが難しいリソースを活用できます。

ただし会社によってずいぶん差があるので、

就活中の人は、どれだけ人材育成を重視しているか、

事前のチェックが非常に重要です。

その際大事なことは

「いくら稼げるか」ではなく「何を学べるか」
(『金持ち父さん 貧乏父さん』ロバート·キヨサキ 十シャロン・ ククター著 

白根美保子=訳、筑摩書房、2000年)

で会社を選ぶことです。

目先の給料の高さだけで判断してはいけません。

初任給の高さよりも

「どれだけ学習と成長の機会があるか」

を会社選びの基準とした方が、生涯収入も多くなるはずです。それでは会社を通じて人は何によって学び、育つかというと、以下の三つ。①仕事の経験会社で得られる仕事で育つ。※前回の記事の通り②人上司や先輩からの指導、職場の仲間から学びの機会が得られる。③Off-JTのシステム研修やEラーニング、留学等の機会が利用できる。
①と②は、いわゆるOJTということですが、「うちは社員教育はOJTでやっている」といいながら、実態は単に会社がその場しのぎで必要な仕事をご都合主義であてがっているだけという会社も多いので注意しましょう。経験上「うちはOJTで…」という会社は、OJTとは名ばかりでOff-JTのシステムも皆無、社員の育成には無関心で、ただこき使っているだけという会社、いわゆるブラック企業が多い気がします。企業内教育はOJTが一番大切ですが、真にOJTが充実している会社はOff-JTの機会も大切にし充実に努めています。従業員幸福度の高い会社は間違いなく人財開発を何より重視しています。残念ながらそういういい会社はまだまだ少数派であるのが実態ですが、会社勤めをする際には、そういう「従業員幸福度(EH)」を大切にし「Well-being」な経営を行っている会社を選びましょう。そうすればフリーランスでは得られれにくい「働く幸福」の機会を活用することができるでしょう。

Amazon(アマゾン)従業員幸福度の研究 “ES から EHへ” 今こそ働く幸せを考えよう2,200円
従業員幸福度調査,EH調査,ES調査,社員幸福度調査 | イーハピネス株式会社 e-happiness inc.「従業員幸福度・EH調査™」を世に先駆けて開発したイーハピネス株式会社、松島 紀三男からのご案内です。e-happiness.co.jp

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です