新型コロナウイルス治療薬として富士フイルム、アビガン有効か?
中国政府は17日、新型コロナウイルスによる肺炎の治療を巡り、富士フイルムホールディングスのグループ会社が開発したインフルエンザ薬「アビガン」の有効性を臨床研究で確認したと発表した。医療現場の治療に使うよう正式に推薦する方針だ。
科学技術省の張新民主任が記者会見で「安全性が高く、治療の効果は明らかだ」と述べた。同薬の有効成分は「ファビピラビル」。富士フイルム富山化学(東京・中央)が2014年に開発し、日本では今年2月から新型コロナの治療のために患者に投与されている。(日本経済新聞,3.18)
既存の治療薬が効けば朗報ですね。