従業員幸福度毎月統計「2024年10月速報」”幸福度に劇的変化”(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)
従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第35回
従業員幸福度調査毎月統計「2024年10月度速報」です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第35回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。
【2024年10月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】
【2024年10月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】
【所見】
「幸福度」は前月に続き大幅に向上、最高を記録
全体として「幸福度」は前月に続き大幅に向上、「従業員幸福度(EH)調査® 」毎月統計の調査開始以来、最高を記録しました。
「幸福度」の項目別で見ると「総合幸福度」「働く幸福度」「私生活の幸福度」の(現在)(将来)いずれも調査開始以来最高を記録しており、全面的な「幸福度」向上が顕著です。
これは驚くべき変化ですが、何が寄与したのでしょうか。
ひとつ考えられるのが、衆議院補欠選挙結果、政治の変化の影響です。総選挙によって衆議院の各政党の議席、勢力図が大きく変わりました。
これが今後の勤労者を取り巻く状況、経済、生活のウェルビーイングを、政治の力によって大きく前進させるのではないかという期待感につながり、働く人々の幸福感を向上させた可能性があります。
男女共に「幸福度」が大きく改善しているが、男女の「幸福度」が逆転
前月と同様、男女共に大きく「幸福度」が改善しています。
今月は男性の「幸福度」向上が特に顕著であり、男女の「総合幸福度」「働く幸福度」が逆転しています。
但し、「私生活の幸福度」は女性の方が依然として高い状態が維持されています。
世界の一般的傾向として、女性の「幸福度」が男性より高い傾向は、これまで何度も指摘した通りです。
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続
<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。
今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、誠にありがとうございました。
以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
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