従業員幸福度毎月統計「2024年11月速報」”幸福度やや低下”(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)

従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第36回

従業員幸福度調査毎月統計「2024年11月度速報」です。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第36回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。

【2024年11月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024年11月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

「幸福度」は前月よりやや低下だが依然高いレベル

全体として「幸福度」は前月よりやや低下しましたが、依然「幸福度」は高いレベルにあると言ってよいでしょう。
「幸福度」の項目別で見ると「総合幸福度」の(現在)(将来)「私生活の幸福度」の(現在)(将来)「働く幸福度」の(現在)はやや低下していますが、「働く幸福度」の(将来)のみは向上しています。
前回、政治の変化の影響、総選挙によって衆議院の各政党の議席、勢力図が大きく変わったことを指摘しましたが、「働く幸福度」の(将来)に対してかすかな展望を抱くようになったのでしょうか。
いずれにしても今後の勤労者を取り巻く状況、経済、生活のウェルビーイングを、政治の力によって大きく前進させることを期待感したいものです。

男性の「幸福度」が女性より高く、男女の「幸福度」逆転傾向は前月より継続

先月、男女の「総合幸福度」「働く幸福度」が逆転しましたが、今月も男性の「幸福度」が全般的に女性より高く、男女の「幸福度」逆転傾向は前月より継続しています。
但し、「働く幸福度」の(将来)だけは女性の数値が向上したのに対し、男性の「働く幸福度」(将来)は低下し、女性の方が唯一高くなっています。
いわゆる「103万円の壁」解消への期待感なのでしょうか。
一般的傾向として女性の「働く幸福度」をめぐる環境が改善しつつあることは確かなので、今後もさらなる向上が望まれます。
世界の一般的傾向として、女性の「幸福度」が男性より高い傾向は、これまで何度も指摘した通りです。

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、誠にありがとうございました。


以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。

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