従業員幸福度毎月統計「2024年12月速報」”女性の「幸福度」が向上、男性は低下”(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)

従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第37回

従業員幸福度調査毎月統計「2024年12月度速報」です。全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第37回です。毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。

【2024年12月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2024年12月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

「幸福度」は前月とほぼ変わらず高いレベル

全体として「幸福度」は前月とほぼ変わらず、依然「幸福度」は高いレベルを維持していると言ってよいでしょう。
「幸福度」の項目別で見ると「総合幸福度」の(将来)はやや向上しているものの「私生活の幸福度」(現在)は横ばい、
「働く幸福度」は(現在)(将来)共に低下しており「私生活の幸福度」(将来)「総合幸福度」(現在)も低下が見られます。
前回、政治の変化の影響を指摘しましたが、「働く幸福度」に対して展望が薄れたのでしょうか。
いずれにしても今後の勤労者を取り巻く状況、経済、生活のウェルビーイングを、政治の力によって大きく前進させることを期待したいものです。

女性の「幸福度」が向上、男性は低下、男女の「幸福度」逆転傾向は解消

先月まで二ヶ月間、男性の「幸福度」が全般的に女性より高く、男女の「幸福度」逆転傾向は継続していましたが、今月は再逆転し女性の「幸福度」全般が向上、逆に男性は全般的に低下し、男女の「幸福度」逆転傾向は解消しました。
世界の一般的傾向として、女性の「幸福度」が男性より高い傾向は、これまで何度も指摘した通りです。
一般的傾向として女性の「働く幸福度」をめぐる環境が改善しつつあることは確かなので、女性の「幸福度」が向上しているのは良いことなのですが、反面、男性の「幸福度」低下が懸念されます。

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は引き続き全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。

今月も「従業員幸福度(EH)調査毎月統計」をご覧いただき、誠にありがとうございました。


以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。

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