従業員幸福度調査毎月統計「2023年6月度速報」(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)

従業員幸福度調査毎月統計(ハピネス*ウェルビーイング・メーター)第19回

従業員幸福度調査毎月統計「2023年6月度速報」です。
このところずっと多忙で遅くなり申し訳ないのですが、タイトルを揃えるために「速報」という名称にさせていただきます。ご容赦ください。
全国の働く人びと、あらゆる業種の従業員の方々を対象として
「従業員幸福度(EH)」を毎月測定、ご報告しています。今回はその第19回です。
毎月従業員幸福度の変化を報告していますのでご覧いただければ幸いです。
なお、調査項目は弊社が開発した「従業員幸福度(EH)調査®」をベースにしています。

【2023.6月「従業員幸福度(EH)」全体グラフ】

【2023.6月「従業員幸福度(EH)」性別グラフ】

【所見】

前回5月より(現在)の「働く幸福度」を除き、全般的に「幸福度」が向上

前回5月より、全般的に「幸福度」が向上していることが特徴です。
ただし(現在)の「働く幸福度」だけは低下しており、二月から四ヶ月連続で低下しています。
コロナ禍での在宅勤務から過酷な通勤が戻ってきていること、繁忙化の影響が原因として推察されます。

「総合幸福度」(現在)が「働く幸福度」「私生活の幸福度」を上回る、「社会的幸福度」が改善?

今回極めて特徴的なことは「総合幸福度」(現在)が「働く幸福度」「私生活の幸福度」を上回ったことです。
「総合幸福度」は「働く幸福度」と「私生活の幸福度」を包含、総合したものというのが「従業員幸福度(EH)」の仮説ですが、前に言及した通り、共同主観としての「社会的幸福度」とも言うべき潜在的因子が存在するかもしれません。
コロナ禍からの回復の影響等が社会全体に横溢した社会的協同感情として影響している可能性があると考えます。

女性の「幸福度」が男性より高い傾向、男性の「幸福度」低下が顕著

女性の「幸福度」が男性より高い傾向が顕著です。
一般的には女性の「幸福度」が男性より高いのですが、先月は逆転していました。今月は世界の一般的傾向と同じ傾向に戻りました。
今月は女性の(将来)の幸福度向上が顕著であり、男性の「幸福度」低下が目立ちます。

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は継続

<現在>の幸福度よりも<将来>の幸福度予測が低い傾向は全般的に継続しています。
日本の経済、社会の動向に対して未だ「幸福」の展望が持てていない様子がうかがえます。


以上は全体の傾向概要ですが、より詳しい結果について知りたい方にはPDFで月度レポートを差し上げますので
【お問い合わせ先】ページからご請求ください。

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