「レジリエンス」(resilience)

「レジリエンス」(resilience)という言葉は、一般的に広く用いられる概念としては、病気・不幸な出来事・困難・苦境等に遭っても回復する力、立ち直る力、復活する力を指す。
今日、多く用いられるようになったのは、上記の精神医学、心理学、行動科学等の用語として広まった意味である。類義語として「buoyancy」(浮力、浮揚性、回復する力)がある。 元々は物理学の用語であり「外力による歪み=ストレス(stress)」に対して「外力による歪みを跳ね返す力」としてレジリエンスが使われ始めた。
転じて精神医学では「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義がボナノ※によってなされ、これが契機となり広く人間に必要な社会的能力として用いられるようになった。
※ボナノ(Bonanno,G.)が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」(※出所;ja.wikipedia.最終更新 2021年3月18日 (木) 20:28)
「幸福度」の観点からは、困難や苦境から迅速に回復・復元・復活する力がどの程度あるかによって「幸福度」が大きく左右される。

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