2020年4月20日 / 最終更新日 : 2020年4月20日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その20)宗教による幸福の時代④「祈り、働け」信仰と労働実践を不可分とした中世キリスト教 「祈り、働け」を精神に、信仰と労働実践を不可分とした中世キリスト教 キリスト教による労働の神聖視は、中世に至り、529年、モンテ・カッシーノ修道院を創建した聖ベネディクトによって労働実践と結びつけられ、一層、先鋭化しまし […]
2020年4月19日 / 最終更新日 : 2020年4月19日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その19)宗教による幸福の時代③キリスト教では労働は罰としての苦役という誤解 労働の価値を神聖視した宗教 第三は、労働の価値を神聖視、積極的に肯定することで、人びとの幸福感、経済発展に貢献したことです。古代ギリシアの哲人たちは、幸福を善としたものの、労働、とりわけ肉体労働を奴隷の苦役として蔑み、神 […]
2020年4月18日 / 最終更新日 : 2020年4月19日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その18)宗教による幸福の時代②ソーシャルキャピタルとしての宗教の貢献 ソーシャルキャピタルとしての宗教のネットワーク 第二に、宗教組織がソーシャルキャピタルを構築、蓄積することで、人びとに様々なソーシャルサポートを提供したことで、幸福感(Happiness)、福利(Well-being)両 […]
2020年4月17日 / 最終更新日 : 2020年4月17日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その17)宗教による幸福の時代① 宗教による幸福の時代 古代がエリートによる幸福論の時代だとすると、中世は仏教、キリスト教、イスラム教の三大宗教をはじめとする宗教が発展し、それら宗教に基づく幸福が、大衆に幅広く浸透した時代ということができると思います。古 […]
2020年4月16日 / 最終更新日 : 2022年2月22日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その16)古代ギリシア、アリストテレスが拓いた幸福論 The dawn of happiness theory-The elite happiness theory pioneered by Aristotle 幸福論の曙~アリストテレスが拓いたエリートの幸福論 「幸福論」 […]
2020年4月15日 / 最終更新日 : 2020年4月15日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その15)未来への「希望」が現在の幸福感をもたらす 未来への「希望」が現在の幸福感をもたらす 人生の前途への「希望」を幸福の定義に含めることには、疑問を持つ方がいらっしゃるかもしれません。そこで、あえて「希望」を中核的要素とする理由について、述べておきましょう。 「生」と […]
2020年4月14日 / 最終更新日 : 2020年4月14日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その14)ネガティブな感情は幸福の糧になる 「全体性」は全てを受け容れること 幸福には、二つの重要な鍵となる概念があります。幸福の第一の鍵となるのは「全体性」です。幸福というと、ポジティブな感情に満たされている状態をイメージする人が多いと思いますし、確かにポジティ […]
2020年4月13日 / 最終更新日 : 2020年4月13日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その13)作業仮説としての「客観的リスト説」 作業仮説としての「客観的リスト説」 「客観的リスト説」は問題はありますが、幸福の本質究明は別として実用性が高いこと、「適応的選好形成」により、国民や従業員が理不尽な環境を強いられつつも、「適応的選好形成」によって、一定の […]
2020年4月12日 / 最終更新日 : 2020年4月12日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その12)幸福は「客観的」に指標化できるか 幸福は「客観的」に指標化できるか 幸福の主観性を補う「客観的リスト説」 「快楽説」及び「欲求達成説」は、いずれも幸福は主観的であるという前提から出発しています。筆者は幸福は主観的であると言う前提を支持するものではあります […]
2020年4月12日 / 最終更新日 : 2020年4月12日 k.matsushima 従業員幸福度コラム EH columns「幸福」とは何か(その11)積極的幸福選択を促進する「期待理論」の活用 積極的幸福選択を促進する「期待理論」の活用 「従業員幸福度」の観点からは、組織内の従業員に「適応的選好形成」を過剰に蔓延させないようにすることが必要でしょう。実際の組織、職場で働く多くの従業員には、欲求の対象や達成水準の […]